ニュース

NEWS

【最大40万円以上】Fammを運営する株式会社Timersが、従業員及びパートナーを対象に、選択的卵子凍結サービス「Grace Bank」を福利厚生導入。

株式会社Timers(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 社長執行役員:田和晃一郎、以下「タイマーズ」)は、株式会社グレイスグループ(本社:東京都港区、代表取締役CEO:花田秀則、以下「グレイスグループ」)の運営する“選択的卵子凍結”サービス「Grace Bank(グレイスバンク)」を、従業員及びそのパートナー向け福利厚生制度として正式導入し、2021年7月5日よりGrace Bank利用初期費用を10万円、保管料を半額(いずれも税別)負担することで、10年間換算で1名あたり40万円以上の補助を実施いたします。
また、両社は多様化する女性のキャリアやライフプラン支援に関する広報・啓発活動についても積極的に連携してまいります。

日本は世界で最も深刻な少子化問題を抱える国でありながら、世界最多の体外受精件数を誇る不妊治療大国です。国内の不妊治療技術は世界最高と言われながらも、その成績は決して芳しくなく、2021年の年間出生数はついに80万人を下回るとまで予測されています。また、世界経済フォーラムによる「世界ジェンダー・ギャップ報告書2021」によれば、日本の総合スコアは対象153カ国中120位と女性の社会進出や女性活躍の領域において、先進国の中でも大きな遅れを指摘されています。先進国の中でも生産性の低い日本が、女性の平等活躍を経済面で実現できれば、GDPは5,500億ドル増加するという試算もあります。

タイマーズ及びグレイスグループの両社は、これら「深刻な少子化」「高い技術がありながら、成績の低い不妊治療」「進まない女性の社会進出」の3つの社会課題の改善・解決には、「企業等を巻き込んだ社会全体での取り組み」、「最新のソリューションの積極的な活用」の2つが不可欠であると考えています。グレイスグループの提供する選択的卵子凍結サービス「Grace Bank」は、女性がご自身のキャリアやライフプランと向き合う上で有効な選択肢の1つですが、ご利用いただく単位は個人であったとしても、職場の理解や啓発が無ければ機能しにくい側面があります。

今後両社は本制度の導入を通じ、タイマーズ従業員を皮切りに、多様化する女性のキャリアやライフプランを積極的に支援することで、社会全体の利益の創出に取り組み、「女性の医学的機能を理解し、社会全体で向き合う時代」の実現と、それによる日本の国際競争力強化及び社会環境の改善に貢献してまいります。

【導入内容】
選択的卵子凍結保管サービス「Grace Bank」利用希望者への以下の補助の実施

期間:2021年7月5日(月)〜対象者の退職まで
対象:タイマーズ従業員及びそのパートナー
内容:Grace Bank利用初期費用10万円(税別)の全額負担Grace Bankの年間保管料3万円(1ケーンあたり、税別)の半額負担 

【株式会社Timersコメント】
株式会社Timersは、「Happily(幸せに働く)」というカルチャーを掲げ、従業員の多様な幸せの形を受け入れるため様々な福利厚生を導入し、福利厚生パッケージ「Time Capsule(タイムカプセル)」として運用しています。

その中で、ライフイベントとして当たり前になりつつある「妊活」に向き合う従業員へのサポートとして、不妊治療の処置における補助制度、妊活休暇などの福利厚生を導入してきました。

女性のキャリアやライフプランの多様化とそこに待ち受ける課題はメディアでも話題になりますが、妊活において、妊娠するタイミングを見据えて妊活・不妊治療と向き合う時期の選定、またその時期におけるキャリアとの両立などの中でバランスを取ることの難しさも1つの課題になっています。

卵子凍結は、国内外でも妊活時期の選択肢の拡大や、不妊治療の成績を改善する手段として活用される事例が増えており、卵子凍結という選択肢があることをより多くの人が前向きに認識できる社会づくり、啓発活動が必要だと考えています。

今回、女性が自らの意思で自分のライフプランを選び取ることがよりストレスなくできる社会づくりの更なる加速に向けて、選択的卵子凍結サービスである「Grace Bank」の福利厚生への導入を決定しました。「Grace Bank」利用時の40万円以上の金銭的補助に加え、男性従業員のパートナーも制度の対象とすることで、従業員がより私生活と向き合いやすい職場環境づくりも推進してまいります。

「Happily(幸せに働く)」のカルチャーで触れている「幸せ」は個人によって異なる多様なものです。個人が描く理想のライフスタイル実現のために、必要なタイミングで適切な働き方・生き方を選択できるように、今後も福利厚生の改善を通じた職場環境・社会づくりを推進してまいります。

■株式会社グレイスグループについて
グレイスグループは、「女性が願うあらゆるライフプランが社会的制約なく叶えられる未来の実現」をミッションに掲げ、女性の医学的機能(月経・妊娠・出産など)にまつわる様々な負担やリスクを軽減するための最先端の総合医療サービスの提供を目指しています。選択的卵子凍結保存サービス「Grace Bank」は、キャリアと出産の両立や、将来の不妊に不安を抱える人々を支援する、グレイスグループの最初の事業です。

■株式会社グレイスグループ概要

商号:株式会社グレイスグループ(英語名:Grace Group Inc.)
設立:2020年8月31日
代表者:代表取締役 勝見 祐幸/花田 秀則
本社:東京都港区六本木5-15-21-601
事業内容:選択的卵子凍結保管サービス事業
企業ウェブサイト:http://gracegroupjapan.com
Grace Bankウェブサイト:https://gracebank.jp/

■“選択的卵子凍結”とは
「医学的に妊孕性喪失が差し迫っている状況ではない方」が「ご自身の将来のライフプランのために」実施する卵子凍結を、私たちは「選択的卵子凍結」と呼んでいます。
これは、米国をはじめ海外で一般的に”Social Egg Freezing”と呼ばれるものとほぼ同義ですが、妊娠・出産はすべての女性に等しく求められるべきものではないこと、社会が女性に妊娠・出産を強いる風潮を醸成してはならないことを前提に、Socialの直訳語である「社会的」という、やや圧力的とも受け取れる用語ではなく、「選択的」という女性ご自身の意志を尊重した言葉でご案内をしています。
 

ページ上部へ戻る