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デザイン外注とは?価格相場とメリット・デメリット、依頼先の選び方を解説

そびえたつビル

デザイン外注とは?価格相場とメリット・デメリット、依頼先の選び方を解説 デザイン外注とは、デザイン業務を外部に委託することです。

デザインに専門的なスキルを持つ人材が社内にいない場合や一時的にデザイン業務が増加した場合などに活用できます。

本記事では、デザイン外注の価格相場とメリットやデメリット、依頼先の選び方を解説します。

デザイン外注を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • デザイン外注のメリットとデメリット
  • デザイン外注の依頼先の種類と選び方
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デザイン外注とは

デザイン外注とは、自社でデザイン業務を行うのではなく、外部のデザイナーや制作会社に委託することです。

近年、多くの企業がWebサイトやパンフレット、商品パッケージなどのデザインを外注するようになっています。

デザイン外注を活用する目的は、専門的なスキルを持つデザイナーの力を借りて高品質なデザインを実現することです。

デザイン外注は、社内にデザインの知識や経験を持つ人材がいない場合や一時的にデザイン業務が増加した場合などに効果的です。

デザイン外注の相場価格

デザイン外注を検討する際、価格の相場は気になるポイントでしょう。

内容や依頼先によって価格は大きく異なりますが、おおよその相場は以下の通りです。

チラシのデザイン

5,000〜60,000円/A4・B5サイズ1枚

ロゴマークのデザイン

20,000円〜

Webサイトのデザイン

30万円〜/10ページ程度

LP・ホームページ作成

20〜50万円

WebシステムのUIデザイン

50〜80万円

デザインを外注するなら、相場からどれくらいのコストが必要かを検討して予算を準備しておくことが大切です。

デザインの外注依頼先

デザインの外注は、依頼先によって、価格、クオリティ、スピード、コミュニケーションの円滑さなどが大きく異なります。

デザイン外注の主な依頼先は以下の5つです。

  • デザイン制作会社
  • クラウドソーシング
  • 人材紹介サービス
  • 広告代理店
  • 人脈やSNS

それぞれの依頼先には特徴がありますので、自社のニーズに合った依頼先を選択しましょう

デザイン制作会社

デザイン外注先の選択肢の1つとしてWeb、グラフィック、映像など幅広い領域のデザインを制作するデザイン制作会社があります。

デザイン制作会社に依頼するメリットは、高い技術力と確かな成果が期待できる点です。

知識と経験が豊富なプロのデザイナーが在籍しており、エンジニアやイラストレーターも所属している場合があるため、一気通貫でデザインを依頼できます。

また、法人として社会的信用が高いため、安心して依頼できるでしょう。

ただし、他の依頼先と比較して価格が高くなる傾向です。

平均的な納期は1〜3カ月程度で、料金は10万円以上の案件が多いと言われています

また、デザイン制作会社によっては、得意とするデザインや作風が明確な場合があり、希望通りのデザインが実現できないこともあります。

大規模なプロジェクトや継続的な発注を検討している場合は、デザイン制作会社に依頼することで高品質な成果物が期待できます。

しかし、予算が限られている場合や小規模なデザイン案件の場合は、他の依頼先を検討する方が賢明です。

クラウドソーシング

デザイン外注の選択肢として、クラウドソーシングの利用も検討できます。

クラウドソーシングとは、仕事を発注したい企業や個人とクリエイターをつなぐWebサービスの総称です。

CrowdWorks(クラウドワークス)、Lancers(ランサーズ)、coconala(ココナラ)などが有名なクラウドソーシングサービスとして知られています。

クラウドソーシングを利用する際は、細かい条件や希望を指定した募集要項を投稿し応募を待つか、条件に合うクリエイターを検索してスカウトします。

クラウドソーシングのメリットは、制作会社に依頼するほどではないが内製ではクオリティが担保できないデザインを気軽に発注できる点です。

在籍しているのは主にフリーランスのクリエイターであるため、交渉次第で急を要する案件にも柔軟に対応してもらえる可能性があります。

一方で、クリエイターの身元の不確かさはデメリットです。

デザイン制作にあたって、企業の機密情報を共有する必要がある場合もあるため、クラウドソーシングへの電話番号登録や身分証明書提出が完了しているクリエイターに依頼し、秘密保持契約(NDA)を締結したうえで情報を共有することが重要です。

人材紹介サービス

人材紹介サービスとは、厚生労働大臣から許可を受けた有料職業紹介所が企業からの求人依頼に基づいて募集要項に合致した人材を有料で紹介するサービスです。

代表的なサービスには、doda、マイナビエージェント、ビズリーチなどがあります。

人材紹介サービスを利用するメリットは、サービス提供企業が応募条件に適した人材を選抜し、一次審査を済ませた状態で紹介してくれる点です。

中には、登録時に一定の審査基準を設けていて、高いレベルのクリエイターのみが在籍しているサービスもあります。

また、仲介企業が間に入ることでクリエイターの身元保証がなされているのも利点です。

しかし、採用人数に応じて紹介手数料が発生する点はデメリットです。

複数のクリエイターを採用したい場合には、コスト面で負担が大きくなってしまいます。

広告代理店

広告代理店は、クライアントの広告活動を代理で行う企業であり、テレビ、ラジオ、雑誌、Webメディアなどの媒体に広告を出稿し、クライアントの製品やサービスをPRします。

広告代理店に依頼する最大のメリットは、デザインの制作から広告活動までを一貫して任せられる点です。

また、製品やサービスを広く周知するための独自のノウハウやナレッジを多数保有していて、さまざまな業界の特徴やニーズ、媒体の傾向や最新情報に精通しています。

そのため、クライアントに最適な方法を提案してくれます。

ただしデザイン制作費だけでなく広告活動に必要な手数料もかかるため、広告代理店を利用すると料金が高くなりがちです。

自社に広報担当部署がある場合は、デザインのみを依頼できる方法でデザイナーを探すことをおすすめします。

人脈やSNS

デザイン外注の選択肢として、人脈やSNSを活用する方法も考えられます。

専門的なサービスの利用に抵抗がある場合、まずは友人や知人に声をかけてみるのも1つの手です。

直接の知人にデザイナーがいなくても、デザイナーを探していることを周囲に伝えておくことで、紹介してもらえる可能性があります。

友人や知人に依頼する場合、性格や経歴も把握できているため、スムーズに仕事を開始できます。

ただし、友人・知人であることがデメリットにもなることに注意が必要です。

例えば、修正が生じた際、遠慮から言い出せないケースや、知り合いだからといって契約書を交わさずに仕事を開始してトラブルに発展するケースが考えられます。

その他、SNSを利用してデザイナーを探す方法もあります

発信内容から人柄や能力を判断できますが、SNSアカウントは膨大であるためニーズに合ったデザイナーを見つけ出すのは難しいかもしれません。

人脈やSNSを活用する場合は、信頼関係の構築とビジネスライクな対応のバランスを取ることが重要です。

採用は慎重に検討し、必要に応じて契約書を交わすなどの対策を講じるようにしてください。

デザイン外注するメリット

デザイン外注には、以下のようなさまざまなメリットがあります。

  • 案件単位で依頼できる
  • デザインに必要な社内環境やリソースが必要ない
  • 知識やスキルがある専門性の高いデザイナーに依頼できる
  • 業務の効率化に期待できる

案件単位で依頼できる

デザイン外注の大きなメリットは、案件単位で依頼できる点です。

社内にデザイナーを抱えている場合、常に仕事を用意する必要がありますが、外注であれば必要なときだけ依頼できます。

例えば、新商品のパッケージデザインが必要になった際、社内のデザイナーが他の業務で手一杯であれば、外注に頼ることで柔軟に対応できます。

また、季節ごとのキャンペーンなど一時的にデザイン需要が高まる場合にも、外注を活用すれば効率的に業務を進められるでしょう。

外注先との契約期間や方法は、案件ごとに調整可能です。長期的な契約も都度発注もでき、自社の業務量や予算に合わせて最適な外注方法を選択できます。

さらに、案件ごとに異なるデザイナーに依頼することで多様なデザインを得られる点も魅力です。

さまざまなデザイナーの感性や経験を活かすことで自社の商品やサービスに新たな価値を付加できるのではないでしょうか。

デザインに必要な社内環境やリソースが必要ない

デザイン外注を活用すれば、制作に必要なPC、ソフトウェアの購入、社内の関係部署との連携など、さまざまなコストが削減できます

加えて、デザイン制作には多くの時間と労力の人的リソースが必要ですが、外注によってその負担を軽減できるため、従業員はコア業務に専念できるようになります。

知識やスキルがある専門性の高いデザイナーに依頼できる

専門的な知識とスキルを持つデザイナーに依頼できる点も、デザイン外注のメリットです。

外注先のデザイナーは、豊富な経験と実績から最新のデザイントレンドや効果的な表現方法に精通しており、高品質なデザインを提供してくれます。

社内でデザインを行う場合、担当者の知識やスキルには限界があるでしょう。

しかし、外注であれば、プロジェクトに最適な専門性の高いデザイナーを選任できます

例えば、Webデザインに強いデザイナー、パッケージデザインに秀でたデザイナーなど、案件に合わせて最適な人材を起用できるのです。

また、外注先のデザイナーは、さまざまな業界や企業のプロジェクトに携わっているため、幅広い視点からアドバイスをしてくれます。

自社の商品やサービスを、より魅力的に見せるためのアイデアを提案してくれるかもしれません。

デザイン外注のデメリット

デザイン外注を検討する際は、メリットだけでなくデメリットも理解することが重要です。

デザイン外注には、以下のようなデメリットがあります。

  • デザインしてもらいたい意図が伝わりにくいことがある
  • 納品が遅れる可能性がある
  • 情報漏洩のリスクがある

これらのデメリットについて具体的に解説します。

目指すデザインの意図が伝わりにくいことがある

デザインを外注する際、自社のデザインイメージや意図を正確に伝えることが難しいというデメリットがあります

社内でデザインを行う場合、デザイナーと直接コミュニケーションを取ることで意図を詳細に説明し、すり合わせられるでしょう。

しかし、外注の場合、メールやチャットなどを通じた間接的なコミュニケーションが主となるため、意思疎通が困難になることがあります。

デザインのイメージを言葉で説明しても受け取る側の解釈によって認識のズレが生じる可能性があり、デザインの細かいニュアンスやブランドイメージに合わせた表現など遠隔地にいるデザイナーに的確に伝えるのは容易ではありません。

意思疎通の難しさからデザインの修正を何度も繰り返すことになり、時間とコストがかかってしまうこともあります。

意図が正しく伝わらないリスクを軽減するためには、デザインに関するガイドラインを作成し、外注先と共有することが効果的です。

ブランドの色彩、フォント、ロゴの使用方法などデザインの基本的な要素を明文化しておくことで認識のズレを防げるでしょう。

納品が遅れる可能性がある

外注先のデザイナーは複数のクライアントからの案件を同時に抱えていることが多く、自社の案件に専念してもらえずに納品が遅れる可能性があります

社内でデザインを行う場合は進捗状況を随時確認し、必要に応じて優先順位を調整できますが、外注先ではその管理が難しいでしょう。

納品遅れのリスクを軽減するためには、外注先との綿密なコミュニケーションが不可欠です。

デザインの依頼時に納品期限を明確に伝え、その重要性を強調します。

また、定期的に進捗状況を確認し、問題が生じそうな場合は早めに対策を講じることが大切です。

情報漏洩のリスクがある

デザイン外注を行う際、商品情報や企業戦略など機密情報を共有せざるを得ないことがあるため、情報漏洩のリスクを考慮する必要があります

例えば、競合他社に先んじて新商品を開発している場合や新たなブランドイメージを構築する際には、デザインに関連する情報が漏れると大きな損失につながりかねません。

外注先のデザイナーが悪意を持って情報を流出させる可能性は低いですが、セキュリティ対策が不十分であれば情報が外部に漏れてしまうリスクがあります。

情報漏洩を防ぐためには、セキュリティ管理体制が整っており、機密保持に関する実績のある外注先を選ぶことが重要です。

また、秘密保持契約(NDA)を交わし、情報の取り扱いに関するルールを明確にしておくことも不可欠です。

デザイン外注先の選び方

デザイン外注を成功させるためには、自社のニーズに合った外注先を選ぶことが重要です。

ここでは、デザイン外注先の以下の選び方について解説します。

  • 専門分野から選ぶ
  • サービス内容で選ぶ
  • 実績で選ぶ

専門分野から選ぶ

デザイン外注先を選ぶ際は、自社が必要とするデザインの専門分野に強みを持つ会社を選ぶことが重要です。

例えば、Webデザインに特化した外注先、商品パッケージデザインに定評のある外注先など専門性の高いデザイナーを選ぶことで、より質の高いデザインを得られる可能性が高まります

また、外注先の得意分野と自社のニーズが合致していることでスムーズなコミュニケーションが期待できます。

サービス内容で選ぶ

デザイン外注先を選ぶ際は、提供されるサービス内容の確認も重要です。

単にデザインの制作だけでなく、コンサルティングやディレクションなどの付加価値があるかどうかを見極めましょう

また、修正回数や納品形式、データの権利関係などについても事前に確認しておく必要があります。

サービス内容が自社のニーズに合っているか、十分にコミュニケーションを取りながら進められるかどうかを見極めて外注先を選ぶのがおすすめです。

実績で選ぶ

デザイン外注先を選ぶ際は、外注先がこれまでにどのような企業やプロジェクトを手がけてきたのか、ポートフォリオを見て過去の実績を確認することが重要です。

外注先の実績を見ることで自社のプロジェクトにマッチするかどうかを判断できます

似たような業界や規模の企業との実績があれば、自社のニーズを理解してもらいやすいでしょう。

加えて外注先の評判や顧客満足度も重要な指標です。

過去の顧客からの評価やレビューで信頼性や対応力を測れます。

デザイン外注は専門性の高いデザイナーに依頼できるメリットがある

デザイン外注の最大のメリットは、専門性の高いデザインのプロに依頼できることです。

社内にデザインのスキルを持つ人材がいない場合でも、外注を活用することで高品質なデザインを得られます

自社のニーズに合った外注先を選び、デザインの質を高めていきましょう。

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